• 施設概要
• 設計者について
  • コース設計者　井上　誠一　氏
  • クラブハウス設計者　村野　藤吾　氏

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《プロフィール》

1908（明治41）年	0歳	東京赤坂に生まれる
1929（昭和4）年	21歳	嗜眠性脳炎にかかり脊髄を痛め、川奈で療養
1930（昭和5）年	22歳	川奈観察中にアリソンに会う
1931（昭和6）年	23歳	霞ヶ関CCに入会　ハンディキャップ24 霞ヶ関CCの隣接地に居住。西コース造成工事の現場責任者となる。
1934（昭和9）年	26歳	ハンディキャップ8となり倶楽部選手権では決勝まで進む。
1962（昭和37）年	54歳	約2ヶ月間欧米のゴルフ場視察旅行
1979（昭和54）年	71歳	病気療養のため熱海に転居
1981（昭和56）年	享年73歳	熱海温泉病院で逝去

《主要設計ゴルフコースリスト（開場順）》

霞ヶ関カンツリー倶楽部 （西コース）	1932（昭和7）年6月	24歳
那須ゴルフ倶楽部	1936（昭和11）年7月	28歳
大みかゴルフクラブ （旧日立ゴルフ倶楽部）	1936（昭和11）年10月	28歳
川崎国際生田緑地ゴルフ場 （旧川崎国際カントリー倶楽部）	1952（昭和27）年5月	44歳
山口カンツリー倶楽部	1952（昭和27）年7月	44歳
大洗ゴルフ倶楽部	1953（昭和28）年10月	45歳
鷹之台カンツリー倶楽部	1954（昭和29）年5月	46歳
愛知カンツリー倶楽部	1954（昭和29）年10月	46歳
日光カンツリー倶楽部	1955（昭和30）年4月	46歳
西宮カンツリー倶楽部	1955（昭和30）年11月	47歳
札幌ゴルフ倶楽部　輪厚コース	1958（昭和33）年8月	50歳
竜ヶ崎カントリー倶楽部	1958（昭和33）年11月	50歳
武蔵カントリー倶楽部 豊岡コース	1959（昭和34）年7月	51歳
枚方カントリー倶楽部	1959（昭和34）年9月	51歳
武蔵カントリー倶楽部 笹井コース	1959（昭和34）年11月	51歳
桑名カントリー倶楽部	1960（昭和35）年4月	51歳
大利根カントリークラブ	1960（昭和35）年10月	51歳
湘南カントリークラブ	1961（昭和36）年4月	52歳
茨木カンツリー倶楽部 （西コース）	1961（昭和36）年9月	53歳
よみうりゴルフ倶楽部	1961（昭和36）年11月	53歳
戸塚カントリー倶楽部 （西コース）	1962（昭和37）年10月	54歳
赤倉ゴルフコース	1963（昭和38）年7月	55歳
東京よみうりカントリークラブ	1964（昭和39）年4月	55歳
春日井カントリークラブ	1964（昭和39）年10月	56歳
天城高原ゴルフコース	1965（昭和40）年8月	57歳
室蘭ゴルフ倶楽部　白鳥コース	1965（昭和40）年9月	57歳
伊勢カントリークラブ	1965（昭和40）年10月	57歳
いぶすきゴルフクラブ 開聞コース	1968（昭和43）年8月	60歳
瀬田ゴルフコース （東・北コース）	1969（昭和44）年10月	61歳
佐賀カントリー倶楽部	1971（昭和46）年5月	63歳
鶴舞カントリー倶楽部	1971（昭和46）年11月	63歳
烏山城カントリークラブ	1973（昭和48）年10月	65歳
札幌ゴルフ倶楽部　由仁コース	1974（昭和49）年8月	66歳
南山カントリークラブ	1975（昭和50）年11月	67歳
葛城ゴルフ倶楽部	1976（昭和51）年9月	68歳
没後
大原・御宿ゴルフコース	1982（昭和57）年10月
浜野ゴルフクラブ	1984（昭和59）年12月
笠間東洋ゴルフ倶楽部 (現スターツ笠間ゴルフ倶楽部)	1985（昭和60）年10月

 

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《プロフィール》

1891（明治24）年	0歳	5月15日、佐賀県東松浦満島村（現在の唐津市）に生まれる。
1907（明治40）年	16歳	小倉工業学校機械科に入学。
1910（明治43）年	19歳	同校卒業後、国営の八幡製鉄所に入所、国産レールの開発にたずさわる。
1913（大正2）年	22歳	東京に移り、早稲田大学高等予科に入学後、電気学科へと進む。
1915（大正4）年	24歳	本科建築学科へ転科、1918年卒業。在学中、佐藤功一、今和次郎から影響をうける。
1918（大正7）年	27歳	早稲田大学理工学部建築学科卒業、卒業制作は「マシン・ショップ」。 卒業制作が渡辺節の眼にとまり、渡辺節建築事務所入所。
1919（大正8）年	28歳	論文「様式の上にあれ」を日本建築協会雑誌（後の『建築と社会』）5月から8月号に連載発表する。
1923（大正12）年	32歳	渡辺節建築事務所にて、この頃から日本興業銀行本店、大阪ビル、横浜正金銀行大阪支店、日本勧業銀行、日本綿業会館などを担当する。
1929（昭和4）年	38歳	渡辺建築事務所退所後、＜村野建築事務所＞を大阪に開設する。
1930（昭和5）年	39歳	ヨーロッパに赴き、モスクワ、ヘルシンキ、ストックホルム、ベルリン、パリなどヨーロッパの都市を建築研究のため旅行、モスクワではタトリンを訪ねる。その後ニューヨークへと渡る。
1931（昭和6）年	40歳	事務所開設後、最初の建築《森五商店東京支店》（現　近三ビル、東京日本橋室町）が竣工。この建築は後にブルーノ・タウトの賞賛を受ける。
1933（昭和8）年	42歳	ブルーノ・タウト来日記念講演会で「日本に於ける折衷主義の功禍」と題して講演する。
1937（昭和12）年	46歳	この頃から、船舶の内装設計に深くたずさわり、大阪商船のあるぜんちな丸（’39）、ぶらじる丸（’39）を始めとして豪華客船の一等食堂、応接室、客室などを多く手がける。
1943（昭和18）年	52歳	戦時中は、『資本論入門』など経済の本を集中して読む。『資本論』の研究は、晩年まで続く。
1949（昭和24）年	58歳	＜村野・森建築事務所＞と改称。
1953（昭和28）年	62歳	日本芸術院賞受賞。
1955（昭和30）年	64歳	日本芸術院会員となる。
1956（昭和31）年	65歳	《世界平和記念聖堂》（1953年・広島市）に対し1955年度日本建築学会賞を受賞する。
1963（昭和38）年	72歳	王立イギリス建築家協会名誉会員となる。
1965（昭和40）年	74歳	《日生劇場》（1963年・東京）に対し日本建築学会賞を受賞。
1967（昭和42）年	76歳	文化勲章受賞。
1969（昭和44）年	78歳	《千代田生命本社ビル》（1966年・東京都目黒区）に対し、第10回BCS賞（建築協会賞）を受賞する。
1970（昭和45）年	79歳	《世界平和記念聖堂》《西宮トラピスチヌ修道院》などカトリック教会設計の功績に対し、バチカン政庁より大聖堂グレゴリウス騎士章が贈られる。アメリカ建築家協会名誉会員となる。
1972（昭和47）年	81歳	《箱根樹木園休息所》（1971年・神奈川県箱根町）に対し、日本建築学界建築大賞を受賞。
1973（昭和48）年	82歳	早稲田大学より名誉博士称号授与。
1977（昭和52）年	86歳	《小山敬三美術館》（1975年・小諸市）に対し、毎日芸術賞を受賞。
1978（昭和53）年	87歳	『村野藤吾和風建築集』が刊行。序文に井上靖が「きれい寂び」を寄稿。
1980（昭和55）年	89歳	《西宮トラピスチヌ修道院》で洗礼を受ける。
1984（昭和59）年	93歳	11月26日、自宅にて急逝。

《主要建築リスト（竣工年）》

1928（昭和3）年	37歳	南大阪教会、大阪
1932（昭和7）年	41歳	加能合同銀行本店（現　北國銀行武蔵ヶ辻支店）、金沢
1937（昭和12）年	46歳	宇部市渡辺翁記念会館〔宇部市民会館〕、宇部／宇部銀行本店（現　山口銀行宇部支店）、宇部
1953（昭和28）年	62歳	世界平和記念聖堂〔広島カトリック教会付属講堂〕、広島
1956（昭和31）年	65歳	プランタン心斎橋店、大阪
1957（昭和32）年	66歳	読売会館〔有楽町そごう百貨店〕、東京
1958（昭和33）年	67歳	新歌舞伎座、大阪
1959（昭和34）年	68歳	横浜市庁舎、横浜／小倉市公民館、北九州
1966（昭和41）年	75歳	宝塚カトリック教会、宝塚
1967（昭和42）年	76歳	八重洲口大阪ビルディング、東京
1970（昭和45）年	79歳	帝国ホテル茶室　東光庵、東京
1971（昭和46）年	80歳	箱根樹木園休息所（箱根プリンスホテル）、神奈川県箱根町
1975（昭和50）年	84歳	小山敬三美術館、長野県小諸
1978（昭和53）年	87歳	箱根プリンスホテル、神奈川県箱根町
1983（昭和58）年	92歳	谷村美術館、新潟県糸魚川
没後
1985（昭和60）年		笠間東洋ゴルフ倶楽部 (現スターツ笠間ゴルフ倶楽部) クラブハウス、茨城県笠間

 

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